押付け動作の判定条件変更機能
従来の押付け完了判定は、ワークを押付けてシリンダが完全停止 しないと
押付け完了と判定しませんでしたが、機能追加により、
予め設定した 【押付け動作判定速度】 と 【確認時間】が成立すれば
ワークの変形によりシリンダが完全停止しなくても押付け完了と判定
することが出来るようになりました。
樹脂系のワーク、柔軟性のあるワークの時に有効です
項目 樹脂素材のような柔軟性のあるワークの時に有効です
項目 ダイアディックシステムズ製品全てのメカシリンダ、サーボモータに共通の仕様です
項目 各ポイント毎に【判定速度】と【確認時間】の設定が可能です
ティーチングBOX(型名:CTA−23)を
使用しての変更は出来ません
ビジュアルデータ設定ソフト(型名:TBVST)を使用しての設定方法
1.
ビジュアルデータ設定ソフト (型名:TBVST ) を起動して下さい
【 シリアルポートの選択 】 画面で、シリアルポート番号が不明な場合は こちら を参照して下さい
TBVST
2.
最初に開く画面の【 ポイントデータ保存画面へ 】 ボタンをクリックしてください。
次の【 編集モード選択 】 画面で 「
いいえ」 をクリックして下さい
TBVST
3.
下の画面になったら、押付け動作に設定するポイント番号を、(1) 【ポイントNo】から選択し、(2) 【編集モード選択】画面で「いいえ」を選択、(3) 【押し付け有効】 にチェックを入れて下さい
4.
(4) 【押し付け有効】にチェックを入れると、点線に囲まれた(5) の設定欄が現れます。
「判定速度」「確認時間」を設定して下さい。
「位置指令」の設定は押付けるワーク直前の位置に設定して下さい
「速度指令」の設定は押付けるワーク直前の位置まで移動する速度です
「押し付け力」はワークを押し付ける力を設定します
最後に、(6) 【保存】ボタンを押して設定値を確定して下さい。
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