非常停止入力(ILK)仕様と仕様変更方法
メカシリンダの製品出荷時の
非常停止(ILK)入力仕様は【一時停止仕様】
になっています
移動時に非常停止(ILK)入力がオフになった場合、能力最大での減速を行い、停止した位置を仮の停止目標位置とし、正規の停止目標位置は別途保持します
非常停止(ILK)入力がオンに戻れば、仮の停止目標位置は消滅し、正規の停止位置まで移動します
【移動指令キャンセル停止モード】
に設定変更した場合
  移動時に非常停止(ILK)入力がオフになった場合、能力最大での減速を行い、停止した位置を目標位置とします。
オンになっても停止したままです。現在位置番号出力は更新されません
項目 非常停止(ILK)入力は、正常時オン(0V へ短絡)でご使用ください
項目 非常停止時の加速度は、【最大能力で停止】と【設定した加速度で停止】の二通りが選択可能です
項目 設定は全ての動作において有効です
ティーチングBOX(型名:CTA−23)を使用しての変更方法
1.
メカシリンダにティーチングBOXをADPケーブルで接続し、電源を入れて下さい。電源がすでに入っているメカシリンダに接続しても構いません。
2.
電源投入後、又は、ADPケーブル接続後、液晶画面が
ティーチングBOXの画面です
に変わったら、3秒以内に  【教示選択】 ボタン  を2回押して下さい。
液晶画面が
ティーチングBOXの画面です
に変わります
このモード ”
P パラメータ ヘンコウ ” を確定するために、 【登録】 ボタン を押して下さい(【登録】 ボタン 以外では確定できません)。これで、 ” P パラメータ ヘンコウ ” の編集が可能になります。
3.
”P パラメータ ヘンコウ” が確定すると、最初の設定項目が原点復帰方向設定になります。
【教示選択】 ボタン を5回押すと下図のように ILK キャンセルモード 0(FALSE) の画面になります
ジョグダイアルを時計方向に回すと ILK キャンセルモード 1(TRUE)  の画面になります。
ティーチングBOXの画面です
4.
【登録】 ボタン を押して下さい (【登録】 ボタン 以外では確定できません)。
これで、非常停止仕様の変更が行われました
ビジュアルデータ設定ソフト(型名:TBVST)を使用しての設定方法
1.
ビジュアルデータ設定ソフト (型名:TBVST ) を起動して下さい
【 シリアルポートの選択 】 画面で、シリアルポート番号が不明な場合は こちら を参照して下さい
TBVST
2.
最初に開く画面のメニュー項目 設定(C) をクリックして下さい。次 (3項) の画面が開きます。
TBVSTの設定画面です
3.
下の画面になったら、「ILKk動作の設定」枠の中でチェックを入れて、【保存】ボタンを押して設定して下さい
TBVSTの設定画面です
戻る